【記 録】
(4月7日)
本日にも新型コロナの緊急事態宣言が出されるようであるが、あまり人がいない所は良かろうと、中央線沿線に出掛ける。
外出自粛の要請が出ていることもあり、横浜線・中央線とも空いていた。学生のいないせいもある。もっとも、私自身も不要不急の外出である。
早めに猿橋駅に着いたので、少し待って上和田行きのバスに乗る。乗客は私一人のみ。
杉平入口で降り、橋を渡り少し上がった杉平集落が登山口である。過去2回とも、雨に合って途中で引き返したが、今回は天気が持ちそうである。
春の季節であるが、まだ新緑が少ないせいか、見通しも良く道も割に判りやすい。
ブナなどが台風で倒れた個所を過ぎると、顕著な尾根を歩くようになった。鋸尾根の中腹のようだ。
壊れた標識の先で、尾根を右から迂回すると、岩尾根となり、しばらくして麻生山・北峰に出た。
これから先はあまり上り下りが無い。麻生山手前で本日初めて人と出会った。腰に枝を切る鋸をぶら下げているため、地元の人らしい。
権現山を越え、無線中継所のある雨降山を通り過ぎて、割に平らな林があったので、テントを張ることにする。夜は暖かかった。月も明るくスーパームーンのようだ。
(4月8日)
朝早く起きたので、早々に朝食を摂り出発する。もう5時過ぎには辺りは明るくなってきた。
約50分で用竹(よたけ)に降りたが、バスは午前中に一本のみ(10:24)。仕方なく新井まで歩くことにする。
帰りの電車はラッシュアワーと重なったが、これまた空いていた。自宅付近の商店街ではパチンコ屋が本日から休業となっていた。
|